休日の夜や、リラックスして過ごしたいプライベートな時間に、職場の少し面倒な先輩や、あまり親しくない知人からいきなりLINE電話がかかってきて、画面を見つめながら固まってしまった経験はありませんか?
「今すぐ着信を切りたいし、出たくもない。けれど、今後の業務連絡やグループでの付き合いを考えると『ブロック』をして角を立てるわけにもいかない……」と、八方塞がりになって本当に困ってしまいますよね。
結論からお伝えします。「特定の人からのLINE通話だけを着信拒否する」という魔法のような機能は、2026年4月時点のLINEアプリには見当たりません。
しかし、決して絶望する必要はありません。この記事では、相手との関係をできるだけ壊さずに予期せぬ着信を防ぐ「通話の着信許可の全体オフ」という現実的な代替案と、そのままコピペして明日から使える「角が立ちにくい言い訳テンプレート」を徹底解説します。
この2つのテクニックを組み合わせれば、あなたの心穏やかなプライベート時間を守りやすくなります。焦らずに、一つずつ確認していきましょう。

CHECK
この記事の執筆者・監修者プロフィール
結城(ゆうき) / スマホトラブル解決伴走者・元携帯ショップ店員
年間1,000件以上のスマホ・LINE設定相談を解決してきたトラブルシューティングの専門家。焦る気持ちに寄り添い、無駄な裏ワザで時間を浪費させず、「システム上の事実」と「リアルな人間関係の防衛策」をセットで提供する頼れる先輩として、多くのユーザーの対人ストレスを解消しています。
【残酷な真実】特定の人「だけ」のLINE着信拒否は無理!
「特定の相手からのLINE電話だけを着信拒否したい」。その切実なお気持ちは、痛いほど分かります。休日の夜に突然鳴り響くスマホを見て、出たくないけれど無視し続けるのも気まずい、と悩みますよね。
ネットで「LINE 着信拒否 個別」などと検索すれば、もしかしたら便利な裏ワザがあるのではないかと期待してしまうかもしれません。しかし、ここで残酷な真実をはっきりとお伝えしなければなりません。
個別着信拒否機能は現在の仕様には「不在」
2026年4月時点のLINEアプリのシステム仕様において、メッセージは通常通り受け取りつつ、通話だけを「特定の人からのみ個別に」着信拒否する機能は確認できません。
「あの人からの電話だけ鳴らないようにする設定が、設定画面の奥深くにあるはずだ」と設定アプリ内を探し回っても、無駄な時間を過ごすことになってしまいます。まずは「個別設定は基本的にできない」というシステム上の事実を受け入れることが、トラブル解決の第一歩です。
古いネットの「裏ワザ」情報には注意!
インターネット上には、数年前の古いiOSやAndroidの仕様を元にした「特定の人だけを着信拒否する裏ワザ」のような記事が散見されます。しかし、OSのアップデートやLINEアプリの仕様変更により、現在では使えなくなっているものもあります。無理に試すと、本来受け取るべき重要な連絡まで見落とす原因になります。
「ブロック」で代用した場合の致命的なデメリット
LINEの標準機能として、特定の相手からの連絡を大きく制限するには「ブロック」機能を利用する方法があります。相手をブロックすれば、その人からのLINE通話は鳴らなくなります。
しかし、ブロックを実行すれば通話だけでなく、テキストメッセージの受信にも影響します。仕事の連絡網や、共通の友人がいるグループラインなどでの付き合いがある場合、相手に「ブロックされたかもしれない」と疑われた時の人間関係の亀裂は計り知れません。ブロック中のメッセージの扱いまで確認したい方は、LINEでブロック中のメッセージや通話の挙動もあわせて確認しておくと安心です。
今回のケースにおけるあなたの本当の目的は、「相手との縁を切ること」ではなく、「穏便に通話だけを回避すること」のはずです。無駄な裏ワザ探しや、衝動的なブロック行動はここで終わらせて、現実的で安全な解決策へ進んでいきましょう。
バレにくく防ぐ代替案「通話の着信許可」の全体オフ
特定の人だけを狙い撃ちにして拒否することができないのなら、一体どうすればよいのでしょうか。最も現実的な答えは、LINEアプリの「通話の着信許可」という設定を全体でオフにすることです。
通話オフとメッセージ受信の「両立」が鍵
「アプリ全体で着信をオフにしたら、家族や親友からの大切な電話も鳴らなくなってしまうのでは?」と不安に思う方も多いでしょう。もちろん、その通りです。
ただし、この「通話の着信許可」の全体オフ機能は、LINE電話の着信を防ぎつつ、通常のテキストメッセージのやり取りは続けられるという点が大きなメリットです。
つまり、嫌な相手から電話がかかってきてもスマホは沈黙を保ち、業務連絡や日常のメッセージだけを静かに確認できます。個別拒否ができない現環境では、最も使いやすい代替案といえるでしょう。
家族や親友との通話はどうする?
LINEの通話機能をオフにしている間は、本当に親しい家族や恋人からのLINE電話も鳴らなくなります。そのため、「ごめん、迷惑電話が多いからLINEの電話は切っているんだ。急ぎの時は普通の電話(標準の電話アプリ)にかけてね」と事前に伝えておきましょう。これだけで、大切な人との連絡手段を絶つことなく、急ぎの連絡にも対応しやすくなります。
最短10秒!LINE通話をシャットアウトする設定手順
設定手順は非常に簡単です。以下の3ステップに従って、今すぐスマホの設定を変更してしまいましょう。
「通話の着信許可」をオフにする3ステップ
- LINEアプリの「ホーム」タブを開き、右上にある「歯車アイコン(設定)」をタップします。
- 設定メニューの一覧から、少し下にスクロールして「通話」をタップします。
- 一番上にある「通話の着信許可」の緑色のスイッチをタップして、「灰色(オフ)」にします。
この設定を完了させれば、今この瞬間から、あなたのスマホが予期せぬLINE電話で鳴り響く不安を減らせます。
相手にはどう見える?設定オフ時の「システム表示」の真実
「通話の着信許可」を全体でオフにする決心がついたものの、最も気になるのは「相手にどう見えて、どう聞こえているのか? 私が着信拒否したことが相手にバレてしまわないか?」という点ですよね。
結論から言うと、この設定を行っても、相手に「あなたは着信拒否されています」と直接表示されるわけではありません。ただし、何度も同じ相手が発信すれば「LINE通話を受けない設定にしているのかもしれない」と推測される可能性はあります。
相手側の画面と音声の実際の挙動
「通話の着信許可」をオフにした状態で、相手があなた宛てにLINE電話を発信したとします。このとき、相手のスマホでは通常の通話のように長く呼び出し続けられるのではなく、電話に出られない旨の表示や案内が出る場合があります。
LINE公式ガイドでも、相手が通話に出ない理由の一つとして「相手がLINEの設定で[通話の着信許可]を[OFF]にしている」可能性が案内されています。
ポイント:相手に「着信拒否」と名指し表示されるわけではありませんが、通話を受けない設定である可能性は推測される場合があります。
そのため、完全に何も察されないと考えるよりも、「迷惑LINE電話対策で全体をオフにしている」と説明できる状態にしておくほうが安全です。後述するテンプレートを使えば、相手個人を避けている印象を薄めやすくなります。
不在着信履歴は残らない場合があるため注意
ここは特に重要です。LINE公式ガイドでは、「通話の着信許可」をオフにすると、着信だけでなく不在通知などのメッセージも拒否されると案内されています。
つまり、あなたのスマホ自体は鳴らず、トーク画面にも不在着信として残らない場合があります。後から確実に確認できる前提で使うのではなく、「LINE通話そのものを受けない設定」として使うのが正しい理解です。
重要な相手には、あらかじめ「急ぎの時は通常の電話かメッセージで連絡してほしい」と伝えておきましょう。これにより、大切な連絡を見落とすリスクを抑えられます。
角が立たない!コピペで使える「魔法の言い訳」テンプレート
全体設定をオフにして、着信の恐怖からは逃れられました。とはいえ、翌日職場で顔を合わせた際に「昨日LINE電話したんだけど、全然繋がらなかったよ」と直接聞かれた場合、どう返答すればよいか焦ってしまいますよね。
ここで活躍するのが、人間関係の維持を補完するための「魔法の言い訳」です。相手の自尊心を傷つけず、かつ「それなら仕方ないね」と納得してもらいやすい理由を事前に用意しておきましょう。
相手を傷つけない「外的要因」を理由にする方法
言い訳を考える際の最大のポイントは、「あなたを避けている」というニュアンスを完全に消し去り、「外部の迷惑な要因から身を守るために、やむを得ず全体をオフにしている」というスタンスをとることです。
相手個人に原因があるのではなく、システムやネットの悪質な業者に原因があるというストーリーを作ります。以下の魔法の言い訳テンプレートをそのまま使ってください。
💡 コピペで使える魔法の言い訳テンプレート
「あ、すみません!最近、海外からのスパムみたいな迷惑LINE電話がすごく多くて困っていて、自衛のためにLINE全体の通話機能をオフにしちゃってるんです。
ご心配おかけして本当にすみません!急ぎのご用件でしたら、メッセージに入れておいてもらえればすぐに確認しますので!」
「得体の知れない迷惑電話のせい」という不可抗力を理由にすることで、相手はそれ以上追及しにくくなります。むしろ「それは大変だね」と同情してくれる可能性もあります。
そして、「そういう事情なら次からメッセージにするよ」と自然に納得してくれれば、気まずい思いをせずに相手との関係性を維持しやすくなるのです。
要注意!「通知オフ」では着信画面の表示は防げません
最後に、スマホのトラブル相談で非常に多い、多くの人が陥りがちな「間違った設定」の失敗パターンについて確認しておきましょう。
特定の相手からの連絡が煩わしいと感じた時、とりあえずその相手のトークルームを開き、右上のメニューから「通知オフ(スピーカーに斜線が入ったマーク)」のボタンを押して満足してしまう方がたくさんいます。
トークルームのミュート(通知オフ)の落とし穴
確かに、トークルームを「通知オフ」にすれば、その相手からメッセージが届いた時の「ピコン」という通知音は消えます。通知オフの基本操作や解除方法が不安な方は、LINEの通知オフを解除する手順も確認しておくと、設定の切り分けがしやすくなります。
しかし、トークルームの通知オフ設定と、LINE電話がかかってきたときの「着信画面の表示」を防ぐ効果は別物です。
通知オフでも電話の画面は光り続ける
特定の相手を通知オフに設定していても、その相手がLINE電話をかけてくれば、あなたのスマホの画面いっぱいに着信画面が表示される場合があります。つまり、通知音という聴覚的なストレスは減っても、画面を見つめて固まってしまうという「視覚的なストレス」からは解放されません。特定の人だけ通知が来ない・鳴らない原因を整理したい場合は、LINE通知が一部だけ来ない時の確認ポイントも参考になります。
視覚的ストレスをなくすための正しいアプローチ
根本的に着信を防ぎ、休日の夜にスマホの画面が不気味に光り続ける恐怖から逃れるためには、トークルーム個別の「通知オフ」でごまかすのでは不十分です。
必ず、先ほど解説した「ホーム画面 > 設定 > 通話 > 通話の着信許可の全体オフ」という手順を実行してください。iPhone側の通知設定も絡んでいると感じる場合は、iPhoneのLINE通知設定を見直す手順もあわせて確認すると、原因を切り分けやすくなります。
トラブル解決!LINE通話に関するよくある質問 (FAQ)
これまで多数のスマホトラブルを解決してきた経験に基づき、ユーザーがつまずきやすいポイントをQ&A形式でまとめました。
特定の人だけ着信音を鳴らさない(ミュートする)裏ワザは本当にないのですか?
2026年4月時点のLINEの仕様では、通話だけを個別に拒否する公式機能は確認できません。
メッセージを受信できる状態で、特定の相手の通話だけを着信拒否する公式機能は見当たりません。外部の非公式アプリ等で制御できると謳う情報もありますが、セキュリティ上の重大なリスク(アカウント乗っ取りなど)を伴うため、絶対に利用しないでください。安全な「全体オフ」を活用しましょう。
「通話の着信許可」をオフにすると、相手の画面に「着信拒否している」と通知されますか?
直接的な「着信拒否」の通知や表示はいきません。
ただし、相手側では電話に出られない旨の表示や案内が出る場合があります。相手に名指しで「拒否されています」と表示されるわけではありませんが、何度も発信されると「LINE通話を受けない設定なのかもしれない」と推測される可能性はあります。
着信許可をオフにしている間に誰かから電話があった場合、後から確認することはできますか?
不在通知などの通話関連メッセージも残らない場合があります。
LINE公式ガイドでは、「通話の着信許可」をオフにすると、着信だけでなく不在通知などのメッセージも拒否すると案内されています。そのため、後から必ず履歴で確認できる前提では使わないでください。大切な相手には、急ぎの用件は通常の電話かテキストメッセージで送ってもらうよう事前に伝えるのが安全です。
まとめ
特定の相手からのLINE通話だけをピンポイントで着信拒否する機能は確認できませんが、正しい設定と事前準備の知識を持っていれば、人間関係を壊さずに自分の大切なプライベート時間を守りやすくなります。
- 特定の相手「だけ」を着信拒否する都合の良い機能は、2026年4月時点のLINEには見当たらない
- 「通話の着信許可」を全体オフにすれば、LINE通話の着信を防ぎやすい
- 通常のテキストメッセージは使えるが、不在通知などの通話関連メッセージは残らない場合がある
- 「迷惑電話対策で通話を切っている」という言い訳テンプレートを使えば角が立ちにくい
もう、休日の夜にスマホの画面を見てビクビクする必要はありません。今すぐLINEの設定画面を開き、「通話の着信許可」をオフにして、心穏やかな自分の時間を取り戻しましょう!
[参考文献・一次情報ソース]
本記事の設定手順およびシステム仕様に関する内容は、2026年4月時点で以下の公式サポート情報を参照し、正確性を期して執筆しています。
LINEみんなの使い方ガイド(LINEヤフー株式会社 公式) – 通知の設定(iPhone)
LINEみんなの使い方ガイド(LINEヤフー株式会社 公式) – 通知の設定(Android)
LINEみんなの使い方ガイド(LINEヤフー株式会社 公式) – 無料で音声通話やビデオ通話をする
LINE公式ヘルプセンター – 音声通話やビデオ通話の問題



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