LINE衛星モードとは?使える機能・料金・対応機種と圏外での注意点

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山や海、災害時などスマートフォンが圏外になったときでも、LINEで家族へ連絡できる「衛星モード」が提供されています。

LINE衛星モードは、対応端末と通信会社の対象プランを利用している場合に、衛星通信を通じてテキストメッセージや位置情報などをやり取りできる機能です。ただし、画像・動画・ファイル・スタンプ・リアクション・音声通話など、通常のLINEと同じ機能がすべて使えるわけではありません。

自分でLINE内のスイッチを押して切り替えるのではなく、端末が衛星通信を検出すると自動的に衛星モードへ切り替わります。この記事では、使える機能、料金と対応機種の確認先、圏外でつながらない場合の注意点を公式情報に基づいて解説します。

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LINE衛星モードとは?圏外でも使える公式機能

LINE衛星モードとは?圏外でも使える公式機能
LINE衛星モードは、地上の携帯電話基地局の電波が届かない場所で、スマートフォンと通信衛星を直接つなぎ、LINEの一部機能を利用できるようにする仕組みです。

LINE公式ガイドでは、SpaceXのStarlinkによる衛星通信に対応し、ソフトバンク、KDDI、ドコモの国内主要キャリアと連携して提供すると案内されています。

利用するには、次の条件をすべて確認する必要があります。

  • 衛星通信に対応するスマートフォンを使用している
  • 通信会社の対象プラン・対象サービスを契約している
  • 端末のOSやソフトウェアを最新版にしている
  • LINEアプリをバージョン26.6.0以上へ更新している
  • 空が見え、衛星との通信を妨げる建物や地形が少ない場所にいる

「LINEを最新版にすれば、どのスマートフォンでも無料で使える」という機能ではありません。端末と回線の両方が衛星通信へ対応していることが前提です。

衛星モードでできること・できないこと

低速・低容量の通信環境を前提としているため、利用できる機能は緊急連絡に必要なものへ絞られます。

衛星モードでできること 衛星モードでできないこと
テキストメッセージの送受信 写真・動画・ファイルの送受信
位置情報の共有 スタンプ・絵文字・リアクションの送受信
送られたリンクの閲覧 音声通話・ビデオ通話
グループのアナウンス 通常モードと同じ速度での利用
LINE安否確認 上記以外の一部サービス・機能

テキストメッセージ

「無事です」「避難所にいます」「午後3時に下山します」など、短い文章を送受信できます。衛星との接続には時間がかかる場合があるため、何度も同じ内容を連続送信せず、必要な情報を短くまとめます。

位置情報の共有

自分の現在地を家族や友だちへ共有できます。登山や災害時に役立ちますが、位置情報は重要な個人情報です。送る相手とグループを間違えないようにしてください。

リンクの閲覧

家族や公式アカウントから送られた災害情報、避難情報などのURLを開けます。ただし、リンク先のページが重い場合や通信状況が悪い場合は、すぐに表示されない可能性があります。

アナウンス

グループトーク内の重要なメッセージを画面上部へ固定できます。集合場所、避難先、次回連絡時刻など、全員が繰り返し確認する内容に向いています。

安否確認

LINEの安否確認と連動し、「無事です」「被害あり」など自分の状況を登録できます。友だちの登録状況も一覧で確認できます。安否確認の表示や消し方はLINE安否確認が突然出たときの確認方法も参考にしてください。

衛星モードへの切り替え方法

LINEアプリ内に、常時表示される「衛星モードをオン」というスイッチがあるわけではありません。端末と通信会社の衛星サービスが条件を満たしている場合に、自動で切り替わります。

  • 有効になるとき:端末が衛星通信を検出したとき
  • 解除されるとき:Wi-Fiまたは通常のモバイルデータ通信へ再接続したとき

実際の衛星接続操作や端末の向け方は、iPhone・Androidの機種、通信会社のサービスによって異なります。画面に表示される案内へ従い、できるだけ空が広く見える屋外へ移動します。

衛星モード中に送れなかった画像はどうなる?

LINE公式ヘルプでは、衛星モード中に制限されているデータを送受信した場合でも安全に保存され、通常のネットワークへ再接続した際に自動同期されると案内されています。

ただし、緊急時は画像の同期を待つより、必要な状況をテキストで先に送るほうが確実です。「けがなし」「現在地を共有」「避難所へ移動中」など簡潔に伝えます。

LINE衛星モードの料金

LINE側に一律の衛星モード料金が設定されるというより、契約している通信会社の衛星サービスと料金プランが利用条件になります。

追加料金の有無、対象プラン、利用可能エリア、データ量は通信会社によって異なり、今後変更される可能性があります。次の順番で確認してください。

  1. 自分が契約している通信会社を確認する
  2. 通信会社の衛星通信サービス公式ページを開く
  3. 現在の料金プランが対象か確認する
  4. 追加申し込みやオプションが必要か確認する
  5. 国内・海外・海上など利用エリアを確認する

たとえばauは、au Starlink Directについて対象のau契約者は当面追加料金なしと案内していますが、UQ mobileや他社回線向けの専用プランなど条件が分かれます。ドコモやソフトバンクも対象端末・プラン・提供条件が異なるため、「別キャリアの記事に無料と書いてあった」という理由だけで判断しないでください。

対応機種はどこで確認する?

対応機種は増える可能性があり、同じ機種名でも購入元、OSバージョン、SIMの契約状態によって利用条件が変わる場合があります。そのため、記事内の固定一覧より通信会社の最新ページを確認するのが確実です。

  • au・UQ mobile:au Starlink Directの対応機種一覧
  • ドコモ:docomo Starlink Directの対応機種・対応アプリ
  • ソフトバンク・ワイモバイル・LINEMO:SoftBank Starlink Directの対応機種とプラン

機種が一覧にあっても、最新OSへの更新が必要な場合があります。登山や旅行の当日に圏外で更新することはできないため、Wi-Fiまたは通常回線につながる場所で事前にアップデートしてください。

衛星モードが使えない・切り替わらない原因

対応していない端末を使っている

LINEのバージョンだけでは衛星通信に対応できません。通信会社の対応機種一覧で、端末名と購入元を確認します。

契約プランが対象外

衛星通信サービスの申し込みや対象料金プランが必要な場合があります。家族回線、法人回線、格安ブランド、他社端末では条件が異なる可能性があります。

LINEまたはOSが古い

LINE衛星モードはバージョン26.6.0以上が条件です。端末側の衛星通信にも最新ソフトウェアが必要な場合があります。通常回線がある場所で両方を更新します。

空が十分に見えない

地下、建物内、谷間、深い森林、高い建物の近くなどでは、衛星との間が遮られて接続しにくくなります。安全を確保したうえで、空が広く見える屋外へ移動してください。

通常のモバイル回線やWi-Fiにつながっている

衛星モードは地上回線が利用できない環境を想定した機能です。Wi-Fiまたはモバイルデータ通信へ接続すると自動で解除されます。手動で常時衛星モードに固定する機能ではありません。

衛星の捕捉に時間がかかっている

衛星の位置、天候、周囲の障害物、通信の混雑などで接続に時間がかかる場合があります。端末画面の案内に従って向きを調整し、同じ場所で少し待ちます。

圏外へ行く前に準備する7項目

  1. 対応機種を確認する:通信会社の最新一覧で端末名と購入元を照合する
  2. 対象プランを確認する:追加申し込みや料金の有無を確認する
  3. LINEを更新する:バージョン26.6.0以上にする
  4. OSを更新する:衛星通信へ必要なソフトウェアを事前に入れる
  5. 家族と連絡方法を決める:連絡先、グループ、次回連絡時刻を共有する
  6. スマートフォンを充電する:モバイルバッテリーも準備する
  7. 代替手段を持つ:衛星モードだけに頼らず、地図、ラジオ、笛なども用意する

衛星通信は便利ですが、いつでも必ず接続できる保証ではありません。命に関わる行動では、登山届、行動計画、同行者への共有、天気確認など基本の安全対策を省略しないでください。

災害時に送るメッセージの例

通信が不安定なときは、短い文章に必要な情報をまとめます。

  • 「無事です。けがはありません」
  • 「〇〇小学校の避難所にいます」
  • 「現在地を共有しました。移動せず待機します」
  • 「家族3人全員無事。午後6時に再連絡します」
  • 「足を負傷。歩行困難。現在地を共有します」

曖昧な「大丈夫」だけでなく、けがの有無、場所、同行者、次の行動、再連絡時刻を入れると状況が伝わりやすくなります。機密情報や不要な個人情報は書かないでください。

LINE衛星モード利用時の注意点

  • 110番・119番などの緊急通報や音声通話の代わりになるとは限らない
  • 画像や動画を送れなくても不具合と決めつけない
  • 位置情報を不特定多数のグループへ送らない
  • 通信会社の対象エリア外では利用できない場合がある
  • 海外利用は国内と条件が異なる
  • バッテリーを節約し、画面をつけたままにしない
  • 衛星接続のため危険な崖や立入禁止区域へ移動しない

接続しやすい場所を探すときも、周囲の安全が最優先です。転倒、落石、津波、火災など別の危険がある場所では、通信より避難を優先してください。

LINE衛星モードとiPhoneの緊急SOSは同じ?

同じ衛星通信を利用する場面があっても、目的と提供主体が異なります。LINE衛星モードはLINEの対応機能を使うもので、端末メーカーが提供する緊急SOSや通信会社の衛星メッセージ機能とは別です。

緊急通報が必要な場合は、端末に表示される緊急SOSなどの公式手順を優先してください。LINEで家族へ状況を伝えることと、救助機関へ通報することを混同しないことが重要です。

まとめ

LINE衛星モードは、対応スマートフォンと通信会社の対象プランを利用している場合に、地上の電波が届かない場所でもテキスト、位置情報、リンク、アナウンス、安否確認を利用できる公式機能です。

画像、動画、ファイル、スタンプ、リアクション、音声・ビデオ通話などは利用できません。料金と対応機種は通信会社ごとに異なるため、出発前に公式ページで確認し、LINEとOSを最新版へ更新しておきましょう。

[著者情報]

この記事を書いた人:まっしゃん / できない解決ナビ運営責任者

スマートフォンやアプリの「できない」「分からない」を解決するため、できない解決ナビを運営しています。専門用語をできるだけ避け、初めて操作する方でも迷わない手順と、データを失わないための注意点を重視して情報を発信しています。LINEに関する記事では、公式情報を確認しながら、安全に試せる方法から順番に解説します。

LINE衛星モードに関するFAQ

QLINE衛星モードは無料ですか?

A

通信会社と契約プランによって異なります。

LINEだけの一律料金ではありません。契約中のキャリア公式ページで、対象プラン、追加料金、申し込みの有無を確認してください。

Q衛星モードは自分でオンにしますか?

A

端末の通信状態に応じて自動で切り替わります。

衛星通信を検出すると有効になり、Wi-Fiや通常のモバイル通信へ再接続すると解除されます。端末側の接続案内には従ってください。

Q衛星モードでLINE電話はできますか?

A

音声通話・ビデオ通話には対応していません。

短いテキストと位置情報を中心に連絡してください。緊急通報が必要な場合は端末の緊急SOSなど、利用できる公式手段を優先します。

Q圏外なのに衛星モードにならないのはなぜですか?

A

端末・プラン・場所・更新状態を確認します。

対応機種と対象プラン、LINE 26.6.0以上、最新OS、空が見える場所という条件を確認してください。衛星の捕捉に時間がかかる場合もあります。

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